Animusic
ネットサーフィン。結構好きなんです。
脱線に次ぐ脱線を繰り返しながら「ぬあ“ー!もうこんな時間!し、〆切があ。。」
なんて言いながらYoutubeパトロールをしていたところ、こんなものを発見↓
《Animusic》という、CG映像とデスクトップミュージックを融合させたプロジェクト。
テキサスのオースティンに住むDave CrognaleとWayne Lytleという二人のクリエイターが作り出す、架空の自動演奏楽器の映像作品。
河口湖で見たバイオリンの自動演奏機を思い出した(笑)。
http://www.ukai.co.jp/musicforest/photo/musicbox/phonoliszt.html
アニメーション版の『Blue Man Group』や『STOMP』とも言えるのかな。
ただ、アニメだけに「凄いけどなんか教育番組ぽい」カンジも否めないし、沢山あるから中には楽曲自体がつまんなくて眠ーくなるのもあるけど。。
とりあえずDVDを注文、ぽちっとな。
ひえー、トータル40万枚も売れてるんだ。すげい。
音楽や映像のデジタル化とか技術の発展(おもに処理速度・解像度の向上による)の偉功のひとつとして実感できるのは、こういう作品の表現の精密さがスゲー向上していることにあると思う。
正確すぎて笑っちゃうもの。
デジタル化の功罪もいっぱいあると思うけどね。著作権の問題ももちろんだけど、結局デスクトップで成立させちゃってるプロダクトが増えたことでお手軽になっちゃってるし、当然人員もバジェットも低下していく。
業界の活性化って意味では(?)なのよね。。
僕自身もここ数年そういうプロジェクトに参加する機会が増えて、誰とも会わずに仕事が完結するなんて事が度々あって悲しい。。
でも、制作に必要な道具なんかもソフトウェア化していて、クオリティーの高いものがどんどん安価になってるわけで。
そういうことの影響で全体の底が広がったってのはいいことだけど。
より多くのクリエイターの路が開かれたとも言えるし。
話がそれました、、ミシェル・ゴンドリー以降こういう映像作品を目にすることがかなり増えたけど、このAnimusicの作品は僕の中ではChemical BrothersのPV『Star Guitar』以来の新鮮さを感じる作品。
ていっても制作された時期はわりと似てるのかな。(Wayne Lytleはこういうコンセプトの作品を20年以上も作り続けてるんだって)
個人的にはこの高い技術を使ってAutechreやAphexTwinみたいなアーティストともうちょいエグめのを作ったら良さそうなのに、とか思う。クリス・カニンガムとコラボとかね。(笑)