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art Archive

2007年10月16日

Animusic

ネットサーフィン。結構好きなんです。

脱線に次ぐ脱線を繰り返しながら「ぬあ“ー!もうこんな時間!し、〆切があ。。」

なんて言いながらYoutubeパトロールをしていたところ、こんなものを発見↓

《Animusic》という、CG映像とデスクトップミュージックを融合させたプロジェクト。
テキサスのオースティンに住むDave CrognaleとWayne Lytleという二人のクリエイターが作り出す、架空の自動演奏楽器の映像作品。
河口湖で見たバイオリンの自動演奏機を思い出した(笑)。
http://www.ukai.co.jp/musicforest/photo/musicbox/phonoliszt.html
アニメーション版の『Blue Man Group』や『STOMP』とも言えるのかな。
ただ、アニメだけに「凄いけどなんか教育番組ぽい」カンジも否めないし、沢山あるから中には楽曲自体がつまんなくて眠ーくなるのもあるけど。。
とりあえずDVDを注文、ぽちっとな。
ひえー、トータル40万枚も売れてるんだ。すげい。

音楽や映像のデジタル化とか技術の発展(おもに処理速度・解像度の向上による)の偉功のひとつとして実感できるのは、こういう作品の表現の精密さがスゲー向上していることにあると思う。
正確すぎて笑っちゃうもの。

デジタル化の功罪もいっぱいあると思うけどね。著作権の問題ももちろんだけど、結局デスクトップで成立させちゃってるプロダクトが増えたことでお手軽になっちゃってるし、当然人員もバジェットも低下していく。
業界の活性化って意味では(?)なのよね。。
僕自身もここ数年そういうプロジェクトに参加する機会が増えて、誰とも会わずに仕事が完結するなんて事が度々あって悲しい。。
でも、制作に必要な道具なんかもソフトウェア化していて、クオリティーの高いものがどんどん安価になってるわけで。
そういうことの影響で全体の底が広がったってのはいいことだけど。
より多くのクリエイターの路が開かれたとも言えるし。

話がそれました、、ミシェル・ゴンドリー以降こういう映像作品を目にすることがかなり増えたけど、このAnimusicの作品は僕の中ではChemical BrothersのPV『Star Guitar』以来の新鮮さを感じる作品。
ていっても制作された時期はわりと似てるのかな。(Wayne Lytleはこういうコンセプトの作品を20年以上も作り続けてるんだって)
個人的にはこの高い技術を使ってAutechreやAphexTwinみたいなアーティストともうちょいエグめのを作ったら良さそうなのに、とか思う。クリス・カニンガムとコラボとかね。(笑)

2009年11月20日

Paul's Art Collection

少し前になるんだけど、青山にあるPaul Smith SPACE GALLERYで開催中の『Paul's Art Collection』のパーティーにお邪魔してきました。
David Hockneyみたいな大御所からBanksyの作品まであったり、Paulさんが若い頃からコレクションしてきたお宝を厳選展示してあります。


中でも僕が一番目を引かれたのが、Cornor Harringtonというイースト・ロンドンを拠点に活動している若手作家の作品。

DJ SHADOWやJohn Coltraneをこよなく愛するという彼のバックボーンはグラフィティ・アートなんだとか。(実際にN.Y.やロンドンの町中にも彼の作品が描かれている。)
精密なオイルペインティングを大胆にスプレーでレイヤーしていくスタイルが特徴。
アカデミックな技法をストリートのスキルで再構築する、すげーイギリスらしいHipHopスタイル。
今年はBrick laneのギャラリーで、グラフィティ・アーティストのD*Face.の主催するエキシビジョンにも紹介された模様。
国内での個展もぜひ実現させて欲しいなー。。

ちなみに、この『Paul's Art Collection』はPaul Smith SPACE GALLERYで11月29日まで展示されてます。
もし興味があったら遊びにいってみてくださーい。。

2010年01月15日

OPEN SPACE 2009

NTTが主催しているアートスペース・ICCで開催されている『OPEN SPACE 2009』てイベントに遊びに行ってきましたー。

コンピューターとかセンサーとかのテクノロジーとアートを融合させた、インタラクティブなインスタレーションがたくさん展示されてました。
中でも気に入ったのは、Gregory Barsamianというアーティストの『Juggler』という作品。
巨大な円筒形のフレームに等間隔にくっつけられたジャグラーと放り投げられた物体。
これを高速で回転させ、一秒間に24回のストロボ照明を当てると、まるでアニメーションのように見えるという、なんとも酔狂な作品。
展示されている部屋に入ってしばらくはどんな仕組みか全然わかんなかった。。

↓ vimeo見っけたけど、これだと良さが全然伝わらないなー。ぜひ生で見て欲しいっす。

Gregory Barsamian “Juggler” from Hiroshi Sato on Vimeo.

それと、前林明次の『メトロノームと無響室のための作品』がスゲー良かった。
無響室というのは、音の反響を完全に吸収してしまう部屋のこと。
〜アメリカの音楽家ジョン・ケージは,かつて無響室に入り完全な沈黙を体験しようとしましたが,音から遮断されたはずの耳に聴こえてきたのは,「血液の流れる音」と「神経系統の音」という二種類の身体内からのノイズでした。〜(OPEN SPACE Websiteより)
この、究極の無音状態を体験出来る部屋にひとつのメトロノームを置き、その後ろにはスピーカーが隠されている。
部屋にはカチコチというメトロノームの無機質な音だけが鳴り、それは被体験者との現実の距離を結ぶ唯一の手がかりとなる。
照明が落ちるとスピーカーからバイノーラル録音(ダミーヘッドマイクなどを使った立体音響技術)でレコーディングされた音、道路や海岸、街のノイズなどが流れる。
ボクが体験した中で、最も完璧なバーチャル音響体験でしたー。こりはおもしろい。。
このシステムと3Dメガネでバイオハザードとかやったらリアルすぎて気絶すると思う(笑)

このエキシビジョンは初台のオペラシティで2010年2月28日(日)まで入場無料で開催されてるので、興味ある方は遊びに行ってみてちょ。

2010年02月05日

洗車禁止!!

テキサスから生まれた新しいアートフォーム、その名も【DIRTY CAR ART】
SCOTT WADEっておじさんが生み出したそのスタイルは、汚れた車のリアウインドーの砂や埃を絵筆やハケで払って絵を描くという恐るべきもの。。ばっちい?
このヒト、ハッキリいって絵の才能はアベレージな気がするんだけど、、アイデアの勝利すねー。
おもしろーい。:D
ていうか、テキサスの車ってこんなに汚れてんのか?
って思ったけど、これやるためにわざわざ汚してるみたいだね。
ウチの車にも書いて欲しい。けど汚いのはイヤだー。。

このアトランタドライバーってのが好き。↓


2010年04月09日

DOTが好き♡

最近のゲームはピクセルが細かすぎてイマイチ愛着が持てないのよね。
ファミコン世代のボクはやっぱりカクカクしたキャラに惹かれてしまいます。。

一時期ハマってた、トミーテックのパズル(?)dot's
ph_main-1.jpg
ph_main.jpg


レゴ・アーティスト Nathan Sawayaの作品。


Pixels, by Patrick Jean  うわあ、これ最高♡。。

PIXELS by Patrick Jean from ONE MORE PRODUCTION on Vimeo.

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